会期
VIPプレビュー(招待者限定)
2025年11月28日(金)13時~19時(最終入場18:30)
一般公開
2025年11月29日(土)11時~19時(最終入場 18:30)
2025年11月30日(日)11時~18時(最終入場 17:30)
ハイアットセントリック金沢(金沢市広岡1-5-2/金沢駅港口/西口前)
入場料:前売¥2,500.-/当日¥2,800.-
出展作家(50音順・敬称略):
足立真輝/ あるがせいじ/ 稲垣揚平/ 大石有杏/ 小川昌男/ 奥澤華(協力:JINEN GALLERY)/
桐山征士/ Critical Standard Industries/ コイズミアヤ(協力: ガレリア ポンテ)/ 児玉香織/ 小林淳一郎/ 坂井直樹/
坂田あづみ/ 佐藤好彦/ 佐藤静恵/ 鮫島ゆい/ シック・スカート/ 潤inoue.(協力: art gallery Komori)/
瀬田哲司/ 寺澤季恵/ 豊海健太/ 西島雄志/ 西中千人/ 野田怜眞/
服部睦美/ 原智/ 悠/ 平井武人/ 松本涼/ 水野シゲユキ
溝渕ゆう子(協力:BrainBrunnGALLERY)/ 満田晴穂/ ミヤケマイ/ 森本愛子/ 山岸紗綾/ 山岸千穂
「108」は今を去る四半世紀前、ニューヨークのイセ・ファウンデーションによるキュレーション公募に入賞、2002年末から2003年初頭にかけて現地にて開催、ニューヨークタイムズにも大きく紹介され、クロージングパーティには500人もの来客を迎えた同タイトルの展覧会を進化/深化させようと企画されました。
この展覧会の着想はさらに遡る1997年、ウィーンへの旅行中でした。歴史ある事物と現代表現の交錯の印象は、当時よく眺めていた瀬津巌氏の著書『掌の美』との印象と混じり合い、その後レントゲンの人気連続展となる「掌TANAGOKORO」のコンセプトへと昇華しました。
これをさらにチューンアップし、ニューヨークを欲望の都市と設定、そこへ日本からの煩悩としてそれぞれ36点の現代美術、古美術、道工具、全て小品を、仏教における煩悩が現在、過去、未来という時間の概念を織り込むことから、それぞれ象徴するものとして計108点を持ち込み、広い展示空間にきっちりと配列、その展示は大きな反響を得ました。
今回の新しい「108」においては、2002年当時計画しながらも頓挫した、全て現代の作家による作品展を目指しました。それぞれの作家には寸法の制限と、現在、過去、未来という漠然としたテーマに沿った3点の出品、を受け入れていただき、以降は各々のコンセプトを思う存分凝縮し、空間を埋める事となります。
時は流れ、この25年近くの間に、人々の「モノ」に対する感覚は大きく変化しました。物質に対する欲望≒煩悩もその姿を変えています。嘗てはいわば批判的な観点からニューヨークと煩悩というものを繋げようと企みましたが、このあらゆるものが電子化されてしまっている現代においては、むしろそれを煽動するようなつもりでこの企画の現実化に挑みます。煩悩にまみれられる展覧会、どうぞご期待ください。

